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2009年
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ □ 湯郷温泉 季譜の里 通信 3月号 □ このメールは湯郷温泉 季譜の里 会員様向けに発行しております。 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 岡山ですが、少し春めいて参りました。 ついこの間までコートやジャンバーを着ていた人も、 いつのまにか、脱いじゃってます。 去年より少し短い冬だったな~、という気がしています。 いつもお読みいただきありがとうございます。 湯郷温泉 季譜の里 常務取締役 佐々木慎太郎 【目次】 NO1 ~エッセイ~ 『温泉旅行』 西山繭子 NO2 会員特権 宿泊割引券情報 NO3 ~連続小説~ 『チャーリーの世界一周』 NO4 3月のお勧め懐石 NO5 季節の観光案内 NO6 白海先生の『よーきんちゃった』 NO7 編集後記 ====================================================================== ■NO1 ~エッセイ~『温泉旅行』 西山 繭子 ====================================================================== 「温泉にでも行きたいなあ」 ふと口から飛び出してしまうこの言葉。凄く大人な言葉である。 だって、この言葉をつぶやく子どもなんて、想像してみても奇妙な感じ。 私はいつから温泉旅行が自分を癒してくれると知ったのだろう? きっかけは幼い頃に親戚で行った温泉旅行だったと思う。 大きなお風呂につかった小さな私は、泳ぎたくてうずうず。 しかしその時、気づいてしまったのだ。 湯けむりに包まれた大人達の幸せそうな顔に。 自分が泳いだらその幸せな空気が消えてしまいそうな気がした。 そして今、いつの間にか大人になった私はあの時の大人達と同じ顔、 幸せをいっぱい浮かべた素顔で温泉につかる。 大きなお風呂、美味しい食事、浴衣で寝るお布団。温泉旅行は全てがぽかぽかしている。 もう少しすれば外は春の陽気が訪れるだろう。ぽかぽか、ぽかぽか。思わず顔がほころぶオノマトペ。 春も待ち遠しいけれど、ぽかぽかの温泉旅行に行ける日がもっと待ち遠しい。 西山繭子さんは現在ドラマや舞台で活躍中の女優さんです。 父伊集院静さんの才能を引継ぎ独創的な小説やエッセイなども発表されています。 http://www.flamme.co.jp/MayukoNishiyama/flm_profmn.html ====================================================================== ■NO2 宿泊割引券説明 ====================================================================== 毎月号に会員様向けの特別サービスとして、 【宿泊応援券】と言う割引券を発行させています。 そこで、会員様のみに【毎月宿泊応援券】 と言う名の割引券をご用意いたしました。 この券をお持ちいただければお正月でもお盆でも、宿泊料が高い日でも 最大10%割引が可能となります。毎号にて必ずメールいたしますので 宿泊応援券を貯めていただき、宿泊の際にお持ち下さいね。 会員の皆様には本当に感謝しております。今では、2万人を超える会員数に 成長し、本当に毎日多くのお客様にご来館いただいております。 その感謝の気持ちを込めて、毎月【宿泊応援券】を会員様だけにメール いたしますのでくどいようですが、是非貯めてご利用ください。 ご使用の際はプリントアウトしてお持ちくださいませ。 ===================================================================== 平成21年3月号 宿泊応援券 500円 毎号貯めてお得に宿泊しよぉ~! 365日使用可能な割引券です 注意事項 宿泊料10%が上限となります。 お支払いは現金支払いのみとなります。 ご利用は直接お電話又は当館HPのみのご予約に限り有効となります。 他の割引券との併用は出来ません。 宿泊応援券記載氏名とご予約の氏名が同一人物のみ有効です。 プリントアウトしてチェックインの際にフロントにお渡し下さい。 ====================================================================== ■NO3 ~連続小説~ 『チャーリーの世界一周』 ====================================================================== 第1話 水面に浮いたボールが流れるみたいに、 滑走路と搭乗口の間を飛行機達が行ったり来たりしている。 本当は滑走路へ向かった飛行機は飛び立ち、 きとんと整備された飛行機が搭乗口に来ているのだろうが そんな事はどうだっていい。 買ったばかりの缶ビールを握り締め、 麦わら帽子を馬鹿みたいな被り方をして、僕は窓の外を眺めていた。 まりなとは本当にもう会わないのだろうか? 本当は会いたいけど、実は会いたくない。 僕は自分で自分の事をこう思う。 雲のように流れて流れて、彷徨っている浮浪者だと。 名前なんていらない。 これから誰も僕を知らない、僕も誰も知らない場所に行くのだから。 空は少し赤くなり始めていた。フライト時間が近づく。 まず最初はタイへ。 そこからどうするかはまだ決めていない。 僕はずっとずっとこれから一人だ。 友達なんかいらない。 邪魔なだけだ。 そう胸に誓う。 だってそうだろ。僕は一人旅を始めるんだ。 一人で世界一周の旅に出るんだ。友達なんていらない。 僕にはまりながいる。もう会うことはないかも知れないけど。 ====================================================================== ■NO4 3月のお勧め懐石 ====================================================================== ジャジャーン!!3月のお勧めは、 「春の旨みが口溶ける上質な鰆(さわら)、タコの湯引き懐石」 です。 霜降り状態の上質な鰆と、サクサクと歯で噛み切れる旨み溢れ出す下津井のタコ。 この二つの食材!! 湯引きにするだけでこれだけ美味しくなるのか!! 驚きです。 これは、文句なしの一品ではないでしょうか!? 鰆は秋が美味しいとも言われますがそれは静岡県駿河湾の鰆。 瀬戸内を鰆が回遊するのは産卵期の3月~5月です。 「味はあらゆる魚の中で最もおいしい」と言われる鰆。 これを湯引きで頂くと、一旦閉じ込められた旨みが口の中で溶けるように溢れます。 名物として騒がれ始めたのは最近ですが、認定されたのは八代将軍吉宗の時代から。 備前国・備中国の産物帳に「当地では、さわらなる魚が豊かである」と記されております。 また、タコですが、調べたところ歴史は驚きの長さ。 下津井では弥生時代すでに蛸壺を使ったタコ漁が営まれていました。 紀元前から食べていたんですね。 刺身で食べる甘み、茹でた時のサクサクとした歯ごたえ。 あごの弱い方も茹で立てをすぐに食べる事で柔らかく旨みの濃いタコが味わえます。 鰆、タコ共にこの時期、岡山で世界最高級の料理素材へと変わります。 この時だけの貴重な一品。 瀬戸内の旬を春の芽吹きと共に、味わって頂けたらと思います。 効能 サワラ…良質のたんぱく質やビタミンB2・D、ナイアシンを含み、中でもカリウムを多く含む。 カリウムは体内の余分なナトリウムの排泄を促し、血圧上昇を抑制高血圧に効果。 頭の働きを良くするDHA、高コレステロールを改善するEPA、 タウリンなどの話題の栄養素もつまっています。 タコ…・視力回復・強心作用・不整脈の改善・貧血予防・血圧の正常化・降コレステロール作用 肝臓の解毒能力強化・アルコールによる肝臓障害改善・糖尿病予防 コレステロール系の胆石を溶かす・新生児の脳の発育促進 ===================================================================== ■ NO5 季節の観光案内 ===================================================================== 岡山には、鬼が住む、と言われる地方が今でもあります。 それは、『吉備の国』と呼ばれる地方。昔話しの『桃太郎さん』のお話が生まれた場所です。 吉備の国は現在で言う総社市と倉敷市にまたがるエリア。 桃太郎さんも本名は吉備津彦命(きびつひこのみこと)でした。 鬼ノ城に住み着き里人を困らせていた「百済の王子 温羅(うら)」を 退治するため朝廷から派遣された吉備津彦命の激戦。 これが、書き換えらあのような可愛らしい御伽噺になったというのです。 しかし、 桃太郎ではなく吉備津神社に残る話の方はリアルに恐ろしい跡を残しています。 吉備津彦命が祭られる吉備津神社には温羅の首を埋めたという御釜伝(おかまでん)や 吉備津彦命が放った矢と温羅(うら)が投げた岩がぶつかり合って落ちた場所とされる 矢喰宮、片目を射られた温羅の目から噴出す血で真っ赤に染まったと言われる「血吸川」。 その時の情景が思い描けるかのようです。 こう言った歴史文化財がお好きな方には、 吉備の国には、「造山古墳」「作山古墳」「両宮山古墳」などもお勧めです。 岡山では現在、美咲町の「卵かけご飯」も人気です。 http://www.kifunosato.com/a-blog/index.php?date=2009-2-23 また、是非、遊びにいらしてくださいませ。 ===================================================================== ■NO6 白海先生の「よーきんちゃった!」 ===================================================================== わしは白海と申す。 むかーしむかしから、湯郷温泉の源泉奥深くに住んでおる。 外界とはかかわりを持たぬよう暮らしておるのぢゃが、 若旦那がお誘いくださったので、久々にお話などしてみようとおもーておるのぢゃ。 「まーまー、よーきんちゃった。おかけんちゃい!」 わしが話しておるのは呪文ではないぞ!列記とした岡山弁ぢゃ。 今の標準語に直すと、こんな感じぢゃ。 「まぁまぁ よくお越しくださいました。おかけなさいな!」 方言にはそれぞれ独特の表現や由来があって、面白いのぉ。 津山近辺の方々は、こんな風に「ちゃった」や「ちゃい」を使うのぢゃ。 ・ いきんちゃった(行かれた) ・ しんちゃった(しなさった) ・ はよーしんちゃい!(早くしなさい!) 怒った顔で「はよーしんちゃい!」って言われても、なんだかかわいらしいのぉ。 そんなことをつらつらとお話しながら、少しずつ岡山弁エリアを拡大しようと企んでおる。 次号からまた、お付き合いくだされ。 ===================================================================== ■NO7 編集後記 ===================================================================== 今回、こういう形でメルマガを出すのは初めてです。一斉配信ソフトを使うのも 不慣れで、正直皆さんの所へ本当に届くか不安です。 それは、さておき、 私が思っているのは、何らかの形ででも皆様に季譜の里の癒しを提供する事。 ですので、エッセイや小説を織り込んで、情報雑誌のような内容にするのは 避けました。 スタッフみんなで頑張って書きました。 これからも時間がある時で結構ですので、購読を続けて頂けたらと願います。 =====================================================================
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