女将が語る8つの魅力

女将

綺麗に、居心地良くする事

お客様に「とっても良かったよ、また来るね」と言っていただけるおもてなしをしたい。
お客様が幸せになってお帰り頂きたい。それが宿だと思っています。
そのためには、館を綺麗に、居心地良くする事が絶対条件だったのです。

足の裏からリラックス

「足のうらが喜んでいるみたいです」と、言うのはお客様から頂いたお言葉です。全館が畳敷きの館内はお部屋に備え付けの靴下、
または素足のままで歩けます。大浴場の帰りに誰かが履いたスリッパを履かないでも済む事や、部屋の玄関でスリッパが散らからない事、
そんな事でも思ったよりずっと快適だと評判です。足の悪い方もスリッパを履かないで歩くと足に負担が少ないと喜んで頂いております。

花に愛された宿

小さな館内には60鉢もの沢山の活花があります。その花の殆どが近隣の山々に咲いている野花というのがまた特徴の一つです。
活け花を活けているのは御年67才になる花師 黒田幸志。これだけの花を見事に一日で活けてしまいます。

華個展

エントランスに咲く館内最大の活け花

2011年3月に開催された東京青山で行われた
個展の風景

黒田幸志が花を準備するの自宅の庭の風景

花との縁

これだけの作品が飾れるようになったのは花との縁を深めてきた所以だと感じています。
この旅館を初代館主である佐々木毅は大の花好きでした。
その妻の名が菊野だった事が理由かどうか確かめる事はできませんが、
毅の花は町中へ配られ当時の湯郷を彩っていました。

湯郷の旬は三拍子(日本海の旬、瀬戸内の旬、里山の旬)

季節の料理

湯郷温泉は日本海から1時間、瀬戸内海から1時間と二つの海の丁度真ん中に位置する温泉地です。 室町時代には高瀬舟と呼ばれるが行き来し流通は盛んだった為、当時から豊富な食材に恵まれた地域でした。 この地の利を生かして発達した懐石料理は、瀬戸内の旬、日本海の旬、里山の旬の三拍子が揃う日本でも滅多にない旬三昧。 季譜の里ではこれを旬彩懐石と呼んでおります。

高瀬船大正期の高瀬舟の様子

勤続40年の職人技は角の取れた味付け

料理長勤続40年の調理長 広川正勝

今年で65歳を迎える調理長は当社に勤めて勤続40年。
四季を通じその時期一番美味しい物を食べて頂く為の工夫に長年力を注いできました。
飾らず気取らない人柄は料理にも通じ、県下でも常に高い評価を保ち続けています。
2010年に商品化された調理長考案の黒豆アイスはお土産としても人気で、
こだわりある女性の味覚を満たして続けている。

黒ごまアイス

旅のスタイルに合わせる5つの食事処

季譜の里の最大の特徴とも言えるのがこれから紹介する五種類のお食事処です。 カップル、ご夫婦、ご家族連れ、友達同士と、お客様の宿泊スタイルに合わせ快適な時間が過ごせるよう配慮しております。 それぞれが特徴を持ち、皆様がゆっくりとお食事をお召し上がりただけるよう工夫致しました。 例えば、お子様連れ、赤ちゃんとご一緒ならお部屋食や個室。ご夫婦やカップルなら静かな個室や雰囲気のいいお食事処。 ご年配の方などがいらっしゃる場合、人数に関わらず足に負担がかからない椅子席でのご用意も承る事ができます。

付かず、離れずのおもてなし

付かず離れずのおもてなしに至ったのは、別にそうしようと思ったから、という訳ではありません。 本来なら出来るだけお客様とコミュニケーションを取り、仲良くなる方がよいと考えるのですが、お客様にゆっくりとお寛ぎ頂きたいという思いから、単にそうなってしまったという所が実情です。 ですから敢えて何かを語る事もありません。しかし、スタッフはお客様との会話が大好きです。何なりとお尋ね頂いたり、お声を掛けて頂くければご対応させて頂きます。

ゆっくりと寛げるゆとりある時間

ご到着時にお茶をロビーでお召し上がり頂くと、スタッフはお部屋へご案内致しますが、ご利用説明はごく簡単にさせて頂くだけで、後は下がります。 朝食が終わってもお寛ぎいただけるよう、ご希望がない限りお布団はそのまま。おなかいっぱいなった後、もう一度お休み頂けます。 お客様によりおくつろぎ頂くための工夫として、チェックアウトは11時に致しました。
チェックアウトまで係りがお部屋に入ることはございません。

快適にすごす為に充実したアメニティー

浴衣、枕、タオルは旅館の三種の神器です。というのは大袈裟ですが、季譜の里では館内を探索する時と寝る時用2回着替えられるように浴衣は2種類。 女性はそれに色浴衣をプラス。また作務衣もご用意しています。枕は、チェックイン時に「そば」「羽」「真珠」から3種からお選び頂けます。 また、タオルはお風呂場の入り口に設置しているので、お部屋から手ぶらでお風呂へ行けるので、お風呂の後、お部屋に戻らずお食事場所へも。

季譜の里の歴史と創業時の女将の思い

今、湯郷温泉の源泉が湧いている湯神社があるところに、当時、「竹の屋」という民宿がありました。
その竹の屋が湯郷プラザホテルという名として今の場所にオープンしたのは、昭和47年12月。
当時まだ湯郷には靴を履いて入れるホテルスタイルの旅館はなかったので斬新なホテルスタイルの旅館は当時多くのお客様に人気を博しました。
2003年にリニューアルオープンした季譜の里は、まだ全国にも数件しかない全館畳敷きの旅館は当初から業界内でも注目され、
今でも多くのお客様にお喜び頂いています。

創業時の女将の思い

平成14年湯郷プラザホテルをリニューアルし、季譜の里と改名しました。
当時は現在と同じく大変不況で、今にも増して価格競争が激しかったのです。
新聞広告で、折込チラシで、また、モニタープランと名打っての、値引き競争です。

その不況時を選んでリニューアルに踏み切るにはとても勇気の要る事でした。
しかし、踏み切った理由には私の接客に対する譲れない信念がありました。
お客様に「とっても良かったよ、また来るね」と言っていただけるおもてなしをしたい。お客様が幸せになってお帰り頂きたい。
それが宿だと思っています。そのためには、館を綺麗に、居心地良くする事が絶対条件だったのです。

団体のお客様は、減少し、個人のお客様に変わってきていました。
ご年配の方、お子様連れ、女性グループ、その方々に喜んでいただけるように考えました。
「お客様に癒しと感動を提供する宿」をめざして、社員一丸となってがんばろうと致しました。
全館畳敷き、庭を見ながらの食事、ウエルカムドリンク、活け花、社員教育、等など、気がついた部分から、
「いつもお客様のために」を考えて、はや10年がたちました。
社員がみんな、お客様第一と考えて働いてくれています。とてもうれしいことです。

Photo

岡山県 湯郷温泉 旅館
季譜の里(きふのさと)

〒707-0062
岡山県美作市湯郷180

Tel.
(0868)72-1523
Fax.
(0868)72-4365
E-mail.

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