花を楽しむ、なごみの宿

季譜の里 季譜の里

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2017.09.21  季譜の里だより

まだまだ日中は残暑が続きますが、朝晩は随分と涼しくなり
秋の深まりを感じる様になりました。
しかし…今年の夏は本当に暑かった!
額ににじむ汗を思い出しながら、
この度も写真で一ヶ月を振り返りたいと思います。

今年の8月のウェルカムは、黒豆きな粉のわらび餅と
ひんやり冷やした緑茶でおもてなし。
暑い中でのご来館、少しでもお涼みいただきたいと、
見た目にも涼やかなガラス皿でお出しいたしました。

因みに、緑茶は岡山ではすっかりその名前が広まった
美作の銘茶・下山さんちのお茶を水出しでご提供。
飾らない茶葉の甘味をお楽しみいただけた事とお察しいたします。
これからも季節毎に趣向を凝らしたウェルカムをご用意いたしますので、
どうぞ楽しみにしていてください☆

※下山さんちのお茶、湯郷にある直営ティースタンドも大好評営業中です!

 

この夏から月1回ご案内している施設のご紹介
この度は、女性大浴場の露天風呂をたくさんの画像でご覧いただきました。
改めてのご案内になりますが、
こちらの施設は明るい内の清涼感溢れる佇まい、
そして陽が沈んでからの暖色に彩られたリゾート感と
随分と違った印象をお楽しみいただけます。
時間を変えて2度、3度の温泉浴でお寛ぎいただければ幸いです。

 

夜の女性大浴場☆

 

暑い夏は…冷た〜いものが欲しくなります☆
今年は猛暑だった事もあってか、アイスコーヒーが大人気でした!
ロビーで鳴る「カランカラン」という氷の音が
例年よりたくさん聞こえた気がします。

実は、このアイスコーヒーグラスは湯郷のガラス作家・岡本常秀さんが
「綺麗な氷の音を楽しめる様に」と、特注で作ってくださった作品です。
グラスだけも手にとってご覧いただけますので、
是非、ご来館時はお気軽にスタッフにお声かけください。

 

9月も台風18号に肝を冷やしたばかりですが、
8月も台風5号が接近!との事で、不安なお盆前を過ごしました。
いざ蓋を開けてみれば少し風が吹いた程度で
近隣への被害、交通機関への影響もなかったのですが、
今年は各地で水害も続いているので心配な所です。
今後も注意が必要な気象状況は迅速にご案内して参ります。

じゃらん宿ログ、公式ツイッターなどでは
コンパクトな情報発信をしておりますので、
是非一度ご覧くださいませ。
・じゃらん宿ログ
・季譜の里公式ツイッター

 

月半ばには昨年大好評いただきました「松茸づくしプラン」を受付開始!
お陰様で今年もたくさんのご用命を頂戴しております。
只、秋の旬は短いもので、この秋料理のみ10月22日までのご提供となります。
(他の秋の献立は11月5日まで)
焼き松茸に鱧(はも)と松茸のしゃぶしゃぶも絶品ですが、
このコースでしか食べられない「特選千屋牛と松茸のすき焼き」は
是非お召し上がりいただきたい逸品です☆
この機会に秋の味覚をお楽しみくださいませ。

 

特選千屋牛と松茸のすき焼き!

 

月の後半は、気がつけば中庭から入り込む陽も
「あれ?」っと思うほど印象が変わり、
昼下がりは黄色く光るフロント周りが綺麗でした。
思わず、お出迎え準備中のスタッフを横からパチリ!
と、したくなった(してしまった)瞬間でした。

 

館内を見渡せば、生け花に栗のイガの演出も。
暑さには抜けきらない夏を感じながらも、
ふと、秋を目の当たりにしたひとときでした。

 

8月もたくさんの方に足をお運びいただき、ありがとうございました!
9月、10月は秋の旬と、おもてなしの気持ちをお料理に込めて、
皆様のお越しを心よりお待ちしております☆

(調理場・山本、坂田)

 

 

2017.09.12  スタッフブログ

9月から始まった秋の会席コース!
この度は、その試食勉強会の様子をたっぷりの写真でご紹介いたします☆

 

まずは料理長・西本からの献立の説明から。
毎シーズンお馴染みの料理もご用意しながらも、
毎回新しい料理&捻ったアレンジを試みる西本料理長。
この度も細かく丁寧に説明が行われました。

 

ズラリと並ぶ秋のお料理達。
器や盛り付けにも秋らしさを感じます。

 

そして今回の新しい試み一例がこちら。
お料理の後半でお出しする”酢の物”です。
真ん中にはスライスされたリンゴが乗っていますが、
その周りを囲むのは海藻で作られた麺(!)
それにトマト(!)の出し汁がヒタヒタに注がれています。

トマトは旨味の成分であるグルタミン酸を含む野菜。
そのしっかりとした味わいをお楽しみいただけます。
ひんやりと冷やされ、さっぱりとした口当たりも特徴的です。

因みに盛り付けられているのはガラス作家・有松啓介さんの小鉢。
季譜の里のロビーにたくさん作品を展示いただいています。
こちらは特別にお願いして作っていただいた器です。

 

一品一品の説明を熱心に聴くスタッフ達。
そこに熱心な眼差しを送っているのが、接客部長の啓太くんです!
おもてなしを裏でも表でも支えてくれるしっかり者。
接客係りの目線から、注意する点などを合間合間でコメントしてくれます。

 

新入社員もしっかり勉強中。

 

説明を聞いている内に、メイン料理・和牛の朴葉味噌焼きが出てきました。

 

お肉!という事でスタッフ皆も集まります笑。
この度は、食べるのもお勉強!
これから火をつけて炭火焼にします☆

 

運んで来てくれたのは、調理場若手の坂田くん。
すっかり制服が板について来ました。

 

一方こちらは松茸の炭火焼きの様子。
一本ずつ小さく割いて網にのせていきます。

 

たまらない、良〜い香りが説明会場一杯に広がります!
美味しそうです☆

 

接客スタッフではお馴染みのベテランの長岡さん。
(みちえさん、と皆から呼ばれています)
ベテランならではの経験をスタッフに共有し、アドバイスをしている最中。
時には、みちえさん曰く「おもろい冗談」も交えながら楽しい会話も弾みます☆
(実は、コテコテの大阪出身です)

 

試食勉強会の最後の一コマ。
支配人・早瀬と西本料理長が真剣に話あっています。
「さらに改良出来る点はないだろうか…」
「もっと皆様にお料理をお楽しみいただける工夫を施せないだろうか…」
若い二人が意見をぶつけ合い、受け止め合います。

 

お料理のひとつひとつに込められた、深い秋のおもてなし。
これから湯郷温泉はとても過ごしやすい時期になって参ります。
是非、足をお運びくださいませ!

 

季譜の里のプラン一覧はこちら
https://www.kifunosato.com/wp/plan

 

2017.08.25  季譜の里だより

いよいよ夏も終わりが見えてきました。8月も末ですが、今回は7月のお話です。
休館のご案内から始まった今年の7月。
この度は、女性大浴場を中心にメンテナンスをさせていただき、
およそ一週間に渡りお休みを頂戴いたしました。
その後も7月20日まで女性薬石蒸風呂の改修工事を行い、
現在は新しくなった施設で温泉浴をお楽しみいただいております。
ご利用の皆様におかれましては、大変ご不便をおかけいたしました。
今回も、一ヶ月間を写真で振り返りたいと思います。

 

7月に入ってから、蒸し暑さの続いた湯郷温泉。
そんな中、嬉しいお店が出来ました。
イチゴ狩りで有名な『美作農園』さんがOPENした農園カフェです!
農園直営のカフェという事で、地元で採れたフルーツを
ふんだんに扱ったスイーツをお楽しみいただけるのがココの醍醐味☆
夏季限定の凍らせたいちごをそのまま削る(!)『いちごまるごとかき氷』や
いちごやぶどうのジュース、フルーツソースがたっぷりかかった
デコレーションソフトなどが大変人気です!
これからはぶどうのシーズンなので、ぶどうを使った新しいメニューも楽しみです☆
湯郷にお越しの際は是非、足をお運びください。

 

一方季譜の里の方では、楽天のトラベルのページをリニューアル!
お部屋・お料理・温泉の掲載情報を充実させました。
HPとはちょっと違ったレイアウトで、未掲載の写真などもございます。
是非、ご覧の上お楽しみいただければ幸いです☆

季譜の里・楽天ページはこちら
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/17492/CUSTOM/GW1749270422131001.html

 

月の半ばにご案内しました、7月の生け花のご紹介
梅雨明けのクラクラする暑さの中での、
涼やかな佇まいを見せてくれる花々には大変ご好評いただきました。
8月以降も、毎月ご紹介して参りたいと思います。
夏が終われば、HPの季節の花ギャラリーも更新いたしますので、
楽しみにしていてください☆

 

そして、夏といえばアイス…!
季譜の里のお土産処で人気の『LATTE』さんのジェラートをご紹介しました。
牧場直営だからこそ出来る、新鮮なミルクをたっぷり使ったジェラートは大人気で、
この夏はLATTEさんも大変賑わっていたようです☆
当館では売れ筋の4種をお取り扱いしておりますが、
実店舗ではさらにたくさんのフレーバーをお楽しみいただけます。
お近くにお越しの際は是非足をお運びください!

LATTEさんのfacebookページはコチラ

 

さらに!夏といえば…お祭り!
湯郷温泉近隣では今年もたくさんの夜市にお祭りが行われました。
中でも温泉街のすぐ近くで開催された『美作ふるさと祭り』では、
2000発の花火が打ち上げられ、会場となった吉野川沿いには
ズラリと露店が並び大変な賑わいを見せていました。
スタッフは業務の為、毎回なかなか足を運べないのですが(笑)
花火は駐車場からも見えるので、お客様をご案内しながら
ちょっとだけ、その様子を拝見させていただきました☆
来年は現地レポートもできれば!と思っております。

 

月末には秋料理のご案内もさせていただきました☆
『旬彩』のコースにてメインのお料理が牛肉になるのは、実は秋の会席だけ。
お肉好きの方にはおすすめの時期です!
『旬彩会席スタンダード』では、山女魚の吹き合わせ盛りや旬の鮮魚三種のお造り、
松茸の土瓶蒸しと山海の幸をバランスよくご用意させていただく内容です。
また、『量より質の御膳』『贅の御膳』では、
メインの肉が岡山特産の千屋牛(ちやぎゅう)にグレードアップし、
昨年大好評をいただいた鱧(はも)と松茸のしゃぶしゃぶ小鍋もお楽しみいただけます。
秋のお料理の期間は9月1日〜11月5日と
他のシーズンに比べてちょっぴり短いのですが、
2度、3度とお越しいただき、色んなお料理をお召し上がりいただきたい季節でもございます。
ご昼食、ご夕食のご利用だけでも承っておりますので、
是非お気軽にお問い合わせくださいませ☆

 

この夏も暑い中たくさんの方に足をお運びいただきました☆
心よりお礼申し上げます。
来月以降もスタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております!

(フロント・藤嶋、黒川)

 

2017.08.06  施設のご紹介

女性大浴場「紅梅の湯」露天風呂のご紹介です☆
ネーミングのお話は男性大浴場のご案内でもさせていただきましたが、
紅梅の木がこの場所にあった事がその名の由来となっております。
2016年の夏に全面リニューアルし、イメージも一新した女性露天風呂。
この度はたくさんのお写真でご紹介いたします!

 

まず、特徴的なのがこちらの庭園。
ロビーからご覧いただける中庭と同じコンセプトで造られたこちらは、
山中の移ろう四季を感じていただる様な佇まいとなっております。
小高い木々の間には、浴場の清潔感溢れるイメージに合わせて
デザインされた通路も設けられています。

 

庭園の反対側からの眺めです。
白を基調とした開放感のある空間は、旅館にいながらにして
リゾートさながらの雰囲気も味わっていただける事と思います。
陽をいっぱいに感じながらの温泉浴、
時折吹き抜ける風も爽やかです。

 

無駄を省いたシンプルな浴槽。
深さは均一で、ゆったりとお入りいただけます。

 

夜になれば暖かい光に照らされ、随分と印象も変わります。
これからの時期は、星を眺めながらの温泉浴が気持ち良いです。

 

庭園の反対側から。

 

ランプが創る光と影が白壁をキャンバスに模様を描きます。

 

お連れ様と楽しくおしゃべりしながら、
お一人様でゆっくりのんびり、
お好みのお過ごし方で、何度でもご入浴いただければ幸いです☆

HPでの温泉紹介ページはコチラ

 

2017.07.21  スタッフブログ

梅雨が明け、真夏日の続く湯郷温泉。
屋外にて暑い日差しに照らされていると、
ジワ〜っとにじみ出る汗と共に溶けそうになってきます;汗
そんな時に私達スタッフをも癒してくれるのが、館内の生け花。
「夏のお花には、少しでも涼やかな里山の風情を感じていただきたい」と
生けられた黒田先生自身も語っておられる通り、
眺めていると、その清涼感ある佇まいにほっとさせられます。
今回はその一部をご紹介させていただきます☆

 

こちらはロビー中央にある生け花。
毎回黒田先生が時間をかけて生けられているこだわりのお花です。
開ききったピンク色のユリの花が愛らしく、
左右に伸びるナツハゼの枝も絶妙なバランスです。

 

ユリの上に添えられた2種のお花もいいアクセントになっています。
ここまで大きく開いたユリは普段のお花では中々見ないので、珍しい。
近くで眺めると迫力があります。

 

こちらは喫茶コーナーにあるお花です。
籠で覆われた花器に夏らしい涼やかさを感じます。
橋本和哉さんの茶碗、鈴木黄弌さん、
鈴木美基さんのカップとの相性も素敵ですね。

 

ここはロビーの中でも自然光にたっぷり照らされる場所なので、
お花の映え方もとてもいいです。
広がるヤツデと共に生けられたアルストロメリアの
華やかな色彩が目を引きます。
草の実、枝葉の緑も涼やかです。

 

一方、館内奥に行きまして、こちらはお食事所の花林亭の生け花。
中でも「あじさい」というお部屋になります。
ここは普段照明をつけていない間は、
障子の唐紙を通り抜けた柔らかい光に照らされていて、
その雰囲気がとても素敵な空間を演出してくれています。
黒田先生の生け花や、お料理などの写真撮影が行われるのも
実はこのお部屋です。

 

薄暗い中でみるお花も趣があります。
しっかり葉のついたナツハゼの枝が涼やかです。

 

続きまして、こちらは2階エレベーター前の生け花。
今回はピンクのユリがたくさん使われています!
ロビーにあったビシっと枝の形を整えているお花と対照的で、
こちらは自然な枝の遊び、重なりにスッと抜けた遊びを感じます。

 

近くから。
お花はやはり、引いて見て、寄って見てが面白いですね。
この度はロビー前の大作も含め、5箇所の生け花をご紹介いたしました。
館内には客室も含め、およそ76箇所にご用意しております。
ご来館の際は是非、夏のお花の涼やかな佇まいをお楽しみくださいませ☆