花を楽しむ、なごみの宿

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季譜の里だより
2018.07.20  季譜の里だより

7月も半ばが過ぎ、蒸し暑い猛暑日が続く今日この頃。皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか。また、7月はじめの豪雨では湯郷温泉近隣の状況もご心配いただき、皆様からたくさんのご連絡を頂戴いたしました。大変ありがとうございました。その後も周辺では大きな被害はなく、いつも通りの日常が過ぎております。この場をお借りして改めましてお礼申し上げます。

さて、この度は6月のお話。夏料理のスタートと共に始まった1ヶ月をたくさんの写真で振り返りたいと存じます。しばしお付き合いいただければ幸いです。

 

6月の季譜の里といえば、毎年恒例の夏料理のスタート!お陰さまで今シーズンもご好評いただいております。目の前で実際に焼いていただく『和牛の溶岩石ステーキ』に加えて、『やわらか鮑の蒸し焼き(こちらも目の前で火を通します)』などエンターテイメント性の高さも夏料理の特徴ですが、中でも大きなリアクションをいただくのはやっぱり『氷のドームのお造り』☆ 特に『贅zeiの御膳』でお出ししているお造りは、氷を木槌で割ってお楽しみいただく涼やかさに加え、さばきたての伊勢海老が「ピクリ」と動いたりもして(!)、小さなお子様にも驚きの表情で迎えられております。

 

6月13日まではホタルバスも運行いたしました。毎年綺麗なホタルの乱舞を見せてくれる湯郷温泉・大谷川のホタル。今年もたくさんの方にご観賞いただきました!気候の変動に伴い、発生の時期が早まったり、少し遅れたりする事もあるホタルですが、今年は運行期間中、雨天以外はほぼご覧いただける状況で幸いでございました。どうぞ、また来年も楽しみにしてやってください☆

 

また、6月は新茶のシーズン!ということで、新茶の水出し緑茶のご紹介もいたしました。岡山を代表するお茶の産地・美作市海田(かいた)地区の海田園 黒坂製茶さんにお邪魔し、詳しくお話を伺った後、季譜の里のウェルカムドリンクでもご提供いたしました。新茶ならではの甘みある水出し緑茶。こちらも皆様に大変ご好評いただきました。ありがとうございました。

 

そして、月の後半には、春の活け花の数々をHP・季節の花ギャラリーでご紹介いたしました。2月の後半から5月末まで、館内を彩った花々から12点を掲載いたしております。ぜひ、ご覧いただければ幸いです!

季節の花ギャラリーはこちら

 

一方、6月の館内では、深まりを見せる木々の緑とオクラレルカ、アジサイなど花々が夏らしい彩りを見せてくれました。こちらはオクラレルカを扱った玄関の活け花。

 

夏の活け花も、また追って季節の花ギャラリーでご紹介させていただきます☆

 

引き続き、きびしい暑さが予想されるこれからのシーズン。季譜の里では8月31日まで涼やかな夏の献立でおもてなしいたします☆ この夏も皆様お越しを心よりお待ちしております!

 

2018.06.14  季譜の里だより

あやめ、花菖蒲、杜若(かきつばた)…落ち着いた趣ある紫の花々が館内を彩るこのシーズン。6月も半ばを迎え、湯郷温泉は梅雨のシーズンになりました。艶やかに深まりを見せる緑が美しい時期でもあります。さて、今回は少し前となる5月を写真で振り返りたいと思います。少しだけ、お付き合いいただければ幸いです。

 

5月は少しずつ色を深めていく新緑が綺麗な時期ですが、このシーズンならではの花々もたくさんございます。その中でも一際目立ったのが、白い小手毬(こでまり)の花。上の写真で向かって右にすっと伸びているのがその花です。今年はお花担当の黒田先生のお庭に加えて、知人の方からたくさんの小手毬の提供があった様で、館内の至る所でいつも以上に白い可憐な花々を見ることができました。

 

近くで見ると、一層その愛らしさが伝わってくる小手毬の花。私共、スタッフの目にもしっかりと焼きつきました。因みに、コデマリは季譜の里のカラオケルームの名前でもあります。既にお気付きの方も多いと存じますが、館内施設の名称はお花の名前で付けられているものがほとんどです。ふわりと咲く花の様に、楽しく華やかな時を過ごしていただきたい。名付け親である女将のそんな思いが込められています。

 

月の半ばには、1シーズンに1回の休館日を頂戴いただいました。毎回休館日に行うスタッフのおもてなし研修では、言葉遣いや立ち振る舞いなどの実践勉強はもちろん、3ヶ月毎に各スタッフの目標、各部署毎の改善・達成事項なども取り決めます。今回は4月に入社した新入社員は初めてということで、初々しく賑やかに行われました。年々平均年齢が若くなる季譜の里ですが、ベテランスタッフも頑張っています!どうぞ、暖かく見守ってやってください!

 

23日からはホタルバスの運行を開始。今年も鑑賞スポットの大谷川では、たくさんのホタルの乱舞をお楽しみいただけました。毎回たくさんの方にご参加いただきありがとうございます!今シーズンの見頃は終わりましたが、少し山間、北に行けば、まだその姿を見られる場所もございます。湯郷、美作は初夏の風物詩。お楽しみいただければ幸いです。

 

そして、ちょっぴりリニューアルしたホームページのご案内もさせていただきました。こちらは新しく体験情報として掲載した、和気町はハッピーホースファームさんの乗馬体験の様子。長閑な山間の道を巡る乗馬は、この場所ならではの開放感溢れる体験です!ぜひぜひ、一度お試しくださいませ!

 

合わせまして、スイートルームの温泉情報も追加掲載いたしました。実は…季譜の里の3つのスイートルームは源泉のみで温泉浴をお楽しみいただけます!湯郷温泉は、その源泉温度の低さ(約40℃)から加水・加温での調節が必要なのですが、スイートルームは独自の保温機能を設けており、加水なしの温泉浴で寛ぎいただけます。1200年前から湯治の湯として親しまれてきた、歴史ある美肌の湯をご堪能くださいませ☆

 

6月は、夏の味覚で温泉三昧!今月からご提供中の夏の献立もお陰様でご好評いただいております☆ 皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちしております!

 

2018.05.23  季譜の里だより

寒暖の差がある日が続く今日この頃。皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。湯郷温泉も随分と湿度が高くなり、蒸し暑い日も多くなって参りました。さて、この度は4月の季譜の里の振り返り。たくさんの写真でご案内させていただきます。

 

4月頭は桜が満開〜と、たくさんの桜をご紹介したかったのですが、今年の桜は随分と早く3月の末で満開に。湯郷近隣も鑑賞スポットも同様で一気に見頃を迎えました。そして、4月の始め頃から早々と散り始め…。なんだか随分と短い期間だったような気がします。しかし、見頃の気候は抜群に良く、晴れも続いたので麗らかな日和の中桜鑑賞を楽しめました。湯郷から少し南に行けば、ソメイヨシノと一緒に山桜や桃の花も満開で、普段は拝見できないような花々の共演を楽しめた気がします。写真は湯郷温泉、薬師堂の桜です。

 

一方季譜の里の館内では、お花の黒田先生が湯郷よりも少し寒い山々から桜の枝を持って来てくださり、4月の半ば近くまでその可憐な花弁をお楽しみいただけました。春は館内の生け花も一番華やかな彩りを見せてくれるジーズン。また、春の花々も季節の花ギャラリーでご紹介させていただきます。

 

また、施設の方では4月1日から新スイートルーム『野路菊(のじぎく)』『都わすれ』の2室を禁煙室としてご提供開始いたしました。どちらも源泉のみで温泉浴を楽しみいただける室内温泉を設けたお部屋です(スイートルーム檜扇は源泉露天風呂)。禁煙ご希望の方は、是非ご利用いただければ幸いです。他の客室に関しましては、専用の脱臭機を設け、念入りが消臭対応をいたしております。タバコ臭などはほぼ残りませんので、こちらも合わせてお申し付けくださいませ。上の写真は『スイートルーム野路菊(のじぎく)』。南側からたっぷり陽が入り込んでくる明るいお部屋です。

 

こちらは『スイートルーム都わすれ』。シックで落ち着いた季譜の里の隠れ家的な客室です。

季譜の里の客室一覧はこちら

 

毎月半ばにお送りしている『季譜の里通信』では、大阪は西区土佐堀にオープンした『うず潮』のご紹介をさせていただきました。季譜の里の飲食店・第2号店となります。「大阪からは出たことありません!」という店長・覺前(かくまえ)がとびきりの笑顔でお出迎えいたします!

 

お料理の内容は、木津市場の厳選された魚介だけを扱った炉端焼きを中心に、旬菜旬魚の和食料理でおもてなししております。ランチタイムは『うず潮名物・海鮮丼』の他、日替わり定食もご用意。関西圏の皆様、そして他のエリアの皆様も、大阪方面に足を運ばれた際は是非お立ち寄りくださいませ。地下鉄四ツ橋線・肥後橋駅より徒歩5分です☆ 1号店『ぐるり』 共々よろしくお願いいたします!

 

同じく、4月半ばからは朝食の器も夏期の装いに模様替え。料理長おすすめの『定番和朝食』は涼やかなガラスプレートでお出ししております☆ 定番和朝食、薬膳肉味噌朝食、洋朝食と3つの中から選べるようになった季譜の里の朝ごはん!ご来館の際は、是非お楽しみくださいませ。

 

端午の節句、花菖蒲の時期を演出した春料理も5月末まで。6月からはいよいよ夏料理のスタート!そして湯郷はホタルのシーズンに突入です!スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

 

2018.04.29  季譜の里だより

4月も末日。G.W真っ只中ですね!如何お過ごしでしょうか。ここ最近月末にアップするのが恒例となった「季譜の里だより」。この度も、約一ヶ月前の3月を写真で振り返りたいと思います。

3月といえば!女子旅を応援するプランをドドンと発表&ご案内いたしました!お一人様で露天風呂付客室をお得にご利用いただける『女性一人旅☆露天風呂付客室1名利用22000円プラン(平日限定)』です!通常はスタンダードな和室でも1名様利用は24260円(税別)。露天風呂付客室は2名様以上からしかご提供しておりませんでしたので、「お得に泊まれる!」とご好評いただいております☆

 

加えまして、合わせてご紹介したもう一つのお得な一人旅プラン。『女性一人旅☆贅zeiの御膳で露天風呂付客室1名利用27000円プラン(平日限定)』では、こちらも通常二名様からしかお出ししていない贅zeiの御膳をお一人様で贅沢に!…つまり、伊勢海老を丸々一尾独り占めしていただけます!平日の季譜の里は流れる時間も緩やかで、のんびりお過ごしいただける事と存じます。是非、ご利用くださいませ☆

 

3月12日、13日は館内メンテナンス、スタッフ研修の為休館日を頂戴いたしました。ここ最近、約三ヶ月毎にいただいております休館日。今では施設管理の見直しと、おもてなしの改善・向上の為の大切な時間となっております。貴重な時間をいただきありがとうございます。次回の休館日は5月15日、16日。また、スタッフ研修の様子などもご紹介出来る機会があればと思っております。よろしくお願いいたします!

 

3月17日は湯郷温泉で始まったおひな祭りもご案内いたしました!季譜の里ではロビーでの演出も行いましたが、ご滞在の皆様に向けて館内各所で生け花に合わせた雛飾りも開催☆ こちらは2階エレベーター前のスペースの演出です。

 

こちらは4階の生け花との演出。いつもにも増して賑やかなお雛祭りとなりました!

 

そして!3月後半は女子旅応援の追加プラン!『女子旅がお得☆一泊一食プラン(三名様以上のご利用で一人16000円)』のご案内もいたしました。「せっかくの温泉旅行、朝食はいらないから朝はゆっくり部屋で過ごしたい。」という方の為にご用意しいたしましたが、お陰様でこちらもご好評いただいております☆ 四名様、五名様一室のご利用だと更に割安にもなります☆ どうぞ、引き続きよろしくお願いいたします!

 

冬〜新春の季節の花ギャラリーも更新を行いました。今年は花の開きが早く、続く寒さとは裏腹にいつもより早い春の訪れを感じました。

 

湯郷温泉街の桜も3月末には満開に。例年より1週間早い見頃でした。雨が降らなかったお陰で綺麗な姿を数日拝見出来ましたが、それでもあっという間。近隣の桜のスポット・津山城(鶴山公園)の桜の見頃もあっという間に終わりました。(見頃を逃された方はこちらをどうぞ。

 

さて!お花つながりで申し上げますと、ここ数日では和気町の藤公園の藤が満開を迎え、沢山の人で賑わっています!湯郷は薬師堂の藤もそろそろ見頃(昨年の満開時の様子こちら)!G.W、そして5月も皆様のお越しを心よりお待ちしております☆

 

2018.03.25  季譜の里だより

3月も末日。季譜の里の館内では様々な花が開き、華やかな彩りを見せてくれています。写真はロビーの木蓮(もくれん)。ふわりと開いた花弁がとても愛らしいです。

さてさて、この度は2月のお話。この度もたくさんの写真で振り帰りたいと思います。

 

今年も2月の節分には…鬼が季譜の里にやってきました!毎回コスチュームもグレードアップし、どんどん強そう(!?)になってくる鬼達!しかし、豆を撒くと嫌がり、しっかりお子様も怖がらせた後は記念撮影にも応じてくれるやさしい方々です(笑)。きっとその鬼の面の下には心温かい笑顔が隠れているんでしょうね。今年も大変盛り上がりました。鬼の皆さんありがとうございました。

 

そして同じく2月の初旬には春のお花!…ではなく、この時期には珍しいお花が咲きました。写真のピンク色のお花はヤマツツジ。通常は4月〜6月頃に花をつけるのですが、ロビーの暖房の暖かさからかなんと2月に開花。この枝、実は12月からずっとロビーの生け花で扱っていたものでして、お花担当の黒田先生も「木の生命力はすごいもんじゃなぁ〜」とお話していました。

 

毎年2月から始めるお雛様の演出も、今年は少し違った趣向に。チェックイン時におかけいただく椅子の横にも時並べて、お雛様でお出迎えをいたしました。雛壇に飾る人形もこうやって見ると違う印象を感じます。普段とはちょっと異なる雛の表情をご覧いただけたのではないでしょうか。来年もハッと驚いていただける様な雛飾りを行いたいと思います。どうぞ、楽しみにしてやってください☆

 

2月半ばには春料理のスタートに伴い、恒例の料理試食勉強会を行いました。今回は初めて春料理を体験する若いスタッフも多かったのですが、その熱心な勉強ぶり!にベテランスタッフも良い影響を受け質問飛び交う白熱した勉強となりました!

 

勉強をするのが初めてということは、口にするのも初めてということで、「おいしい〜!」という初々しいリアクションも新鮮でした☆ 今の季譜の里は若いスタッフが頑張っています。どうぞ、温かい目で見守っていただければ幸いです。

 

スタートした春の会席はこちら☆ 写真は一番人気の【旬彩会席 春!】瀬戸の春魚の美作山菜の旬彩焼き会席です。春らしい桜の蒸し饅頭に和牛の溶岩石ステーキ、山菜の天麩羅に穴子飯と春の山海の旬を詰め込んでおもてなししております!

 

メイン料理の旬彩焼きでは、鱸(すずき)の塩麹焼きに若鶏、豆腐とこんにゃくの田楽、そしてその時々の山菜三種を添えてお出ししております。料理長・西本の特製肉味噌をたっぷりと付けてお楽しみください!

 

2月もたくさんの方に足をお運びいただき本当にありがとうございました。引き続き、この春も館内76箇所の花々と共に!皆様のお越しをお待ちしております☆