花を楽しむ、なごみの宿

季譜の里 季譜の里

とんど
2025.01.13  スタッフブログ

1月13日は湯郷温泉の各部落で『とんど』が行われました。とんどは『左義長(さぎちょう)』、『とんど焼き』、『鬼火焚き』など地域によって様々な呼ばれ方がありますが、ご存知の通り小正月に行われる火祭りのことです。正月にお迎えした歳神様を煙とともに送り火でお見送りします。湯郷温泉では毎年1月13日に開催されています。

 

季譜の里からはお正月飾りに加えて、ご来館いただいた皆様にご参加いただいた書き初めも持参しました。

 

書き初めを少しずつ火に入れていくと、それぞれが灰となり高く空に舞っていきました。書き初めはとんどで焼くと「手が上がる(上達する)」と言われています。皆様の書がさらに上達すると共に、良い年をお過ごしいただける様祈願しながら焚べていきました。

 

駐車場で書いていただいた寄せ書き初め、季譜の里の書き初めも地域の方々にご披露した後、火に焚べました。

 

良き送り火となりました!

 

そして、とんどの楽しみのひとつが焼き餅。とんどの火で焼いたお餅を食べると、一年間無病息災で過ごせると言われています。今年一年も健康に皆様をお迎えできるよう、スタッフを代表してお餅をいただきました(支配人)。

 

とんどの灰はその一部を持ち帰らせていただき、季譜の里の玄関前に撒かせていただきました。この様に灰を持ち帰り自宅の周囲に撒くと、その年の病を除いてくれると言われています。「御宿」の看板後ろあたりとなりますので、近日ご来館の皆様はぜひご覧になってやってください。

2025年が皆様にとって良い年となりますように。スタッフ一同、皆様のご来館を心よりお待ちしております。