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5月の生け花・菖蒲、小手毬に深まる新緑
2018.05.07  コラム

ゴールデンウィークも明け、山々の緑も深まりを見せる湯郷温泉。館内や庭園の雰囲気も随分と変わって参りました。この度は、館内76箇所を彩る花々から少し、その様子をご紹介させていただきます。

 

まずはロビー、フロント前の生け花。毎回大きな枝が驚きを与えてくれる大作です。4月はじめまでの麗らかな花々が彩る様子とは一変し、爽やかな緑一色が目を引く佇まいになりました。枝は近隣の山々から、ヤマツツジ、姫榊(ひさかき)、杉、アセブなどが活けられています。

 

こちらは女性大浴場前の生け花です。この時期にたくさん見かける小手毬(こでまり)の白い花が目を引きます。日中は中庭から入り込んでくる陽に照らされ、自然光のライトアップを浴びる様をお楽しみいただけます。

 

近づけば、後ろにはそっと伸びる菖蒲(あやめ)の花が一輪。観る角度で様々な発見があるのが、黒田先生のお花の良い所だと感じさせられます。

 

ロビーから奥を見た時に目に入る込んでくる生け花です。10年かけて集められた古木の数々に、杉、ナツハゼ、小手毬が添えられています。「朽ちた木々が生け花になる事により、再び生を受ける様な自然のエネルギーを感じてもらいたい。」そんな黒田先生の思いが込められたお花です。

 

この春は、そのお花の前に備前焼の花器を置いてこんな演出も。毎回少しずつ移り変わるその様子は、私たちスタッフも楽しみにしています。

 

これから初夏にかけては、緑深まる枝葉が印象的な生け花をご覧いただけます。ご来館の際は、館内を散策しながらごゆっくりとお楽しみいただければ幸いです。

 

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