花を楽しむ、なごみの宿

季譜の里 季譜の里

コラム
2016.07.05  コラム



アメリカのニュース専門放送局・CNNのウェブ特集で、
『日本の最も美しい場所31選』が発表されました。
皆様ご存じの定番観光スポットから、「えっ」という様な、
私達が知らない様な隠れた名所が詳細されています。

湯郷温泉から比較的近い場所では以下が挙げられています。
・厳島神社(広島)
・大山(鳥取)
・鳥取砂丘(鳥取)
・足立美術館(島根)
・姫路城(兵庫)

「えっ」という意外な場所で掲載されていた一例は以下。
・元乃隅稲成神社(もとのすみいなりじんじゃ)(山口)
123基の鳥居の赤と日本海の青、自然の緑が鮮やかな色を演出。
まさに 絶景 の美しいスポット!
住所:山口県長門市油谷津黄498
アクセス:JR山陰線「長門古市駅」からタクシーで20分
中国自動車道「美祢IC」から約60分

詳細は是非、『日本の最も美しい場所』31選 をチェックしてみてください!

 

2016.05.19  コラム

先週末、奈義町現代美術館にて開催された「ミュージアム×ナイト」に行って参りました。夜の美術館を解放し、様々な催しが企画されるこのイベント、今回は絵画と音楽によるライブペイントです。トイピアノ奏者の木太聡さん、ガムラン奏者の岩本象一さんの演奏に合わせて、画家の大小島真木さんがドローイングをライブで実演。プロジェクターによる投影と壁面への素画きにより物語性溢れるドローイングが披露されました。

 

日が沈む逢い摩が時に行われたその光景は幻想的で、奈義町の自然を借景にした美術館内外の佇まいもとても見応えがありました。こちらは展示室「大地」から見たイベント会場の様子です。

 

展示室「太陽」。暗くなり行くほどにライトアップが際立ち、刻々と姿を変える表情が時間の経過を物語っていました。イベント会場以外の展示も同時に見れるが嬉しいです。

 

サイトスペシフィック・アートの先駆けとして1994年に開館した奈義町現代美術館。世界的な建築家・磯崎新によって設計され、荒川修作マドリン・ギンズ、岡崎和郎、宮脇愛子の4名の国際的芸術家の巨大作品を展示する、作品と美術館が一体化した稀有な美術館として造り上げられました。20年以上時が経過した今でも、その佇まいには斬新さを感じる事が出来ます。次回の「ミュージアム×ナイト」は5月28日(土)と6月19日(日)。お近くに起こしの際は、是非足をお運びください。

「ミュージアム×ナイト」
http://www.town.nagi.okayama.jp/moca/news/museumxnight2016.html

2016.04.24  コラム

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春も深まりを見せ、中庭の緑も綺麗になってきました。
芽吹いた新緑が一気に育ち、イキイキとした表情です。

 

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所々では春の花が入れ替わりで咲き始め、緑の中に彩りのアクセントを入れてくれます。
手前に咲いているのはサツキ。これからは牡丹がなども花を開いてくれる事でしょう。

 

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日中は初夏を感じさせる温かさ。池の大きな金魚も気持ち良さそうにしています。

 

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美作三湯芸術温度で設置いただいている母袋俊也さんの箱窓。
覗き穴から見える景色も随分と変わって参りました。
ご来館の際は、是非ご覧になってやってください。

 

2016.04.21  コラム

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岡山のお土産と言えば~きびだんご!
山方永寿堂さんのパッケージが可愛く、新しくなりました。

先にそのデザインが話題になっていた個包装と同じ様になって、
お土産処ではきびだんごのトータルコーディネート(!?)。
裏面には面白いコメントも記載されています。
是非、手に取ってご覧くださいませ。

『山方永寿堂のきびだんご』
・15個入り … 650円
・10個入り … 450円(個包装)
・4個入り … 190円

山方永寿堂
http://www.eijudo.co.jp/

2016.04.06  コラム

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写真家・本山周平さんと日生(ひなせ)へ日帰り小旅に行って来ました。本山さんは東京ビジュアルアーツで講師もされている若手写真家。現在岡山で写真展をされているという事もあり、その撮影に同行させていただきました。本山さんがモノクロで撮影されているので、掲載写真も同じくモノクロで。
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お昼頃日生に着き、「もう牡蠣のシーズンも終わっただろうしなぁ」と思っていると、地元の方から「まだまだ食べれるんで!」との事でおすすめのお店へ。のれんをくぐったのはがんぞう茶屋やまぐちさん。車を駐めたすぐ横のお店でした。庶民的な店内に思わずほっと落ち着く本山さん。カキオコは800円と安価!写真はあまりの美味しさに撮り忘れました;汗

 

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食事の後は日生の町を散策。港ではまだ牡蠣の水揚げも行われていました。とれたての牡蠣をもらいに行く地元方の姿もチラホラ。なんだか温かさを感じる光景です。

 

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カメラ片手に歩いていれば、「どこから来たの?」と声をかけてくださるやさしい方も。「あの山の上からは、橋と向こうの島々が一望出来るで!」と色々とおすすめスポットを教えてくださいます。ほんとに人があったかい町。

 

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日生の街並み自体は、人と車の流れの躍動感と、時が止まった様な古い建物が入り交るノスタルジックな雰囲気。古くからある地元の営みが、活気良く続いている姿が素晴らしいと感じました。

 

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車を駐めた市営駐車場も自己申告制の無人。専用封筒に時間と料金を書いて、投函するというのは新鮮でした(笑)

 

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日生に最初に着き、お店と町の事を話してくださった奥さん。良い撮影小旅が出来ました。ありがとうございました!

 

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日生の町を共にあるいた本山さんは、10年以上日本(にっぽん)をテーマに写真を撮ってきました。これからの10年もまた、人と営みのある日本の風景を記録していきたいとの事。今後のご活躍が楽しみです!

 

本山周平
熊本県生まれ
2011年さがみはら写真新人奨励賞受賞
GRAF PUBLISHERS代表
写真集
『NIPPON2003-2013』・『日本 2001-2010』・『写真の手帖全集』
『SM TABLOID BOX』・『In between5 ルクセンブルク オランダ』・『世界Ⅰ』

本山周平写真展
『NIPPON2003-2013』
2016年4月1日(金)~4月30日(土)
ギャラリー722
岡山市東区吉井208(ホワイトガーデン内)
TEL: 086-238-4533
Blog: http://ameblo.jp/whitegarden722/

同タイトルで東京・新宿の蒼穹舎でも展示を同時開催
http://www.sokyusha.com/gallery/20160411_motoyama.html

 

<書き手>
小林正秀
岡山県生まれ
美學校岡山校・銀塩写真講座修了
2016年岡山県新進美術家育成「I氏賞」奨励賞受賞
季譜の里・広報・写真担当