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旅は道づれ~日生~写真家・本山周平さんと
2016.04.06  コラム

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写真家・本山周平さんと日生(ひなせ)へ日帰り小旅に行って来ました。本山さんは東京ビジュアルアーツで講師もされている若手写真家。現在岡山で写真展をされているという事もあり、その撮影に同行させていただきました。本山さんがモノクロで撮影されているので、掲載写真も同じくモノクロで。
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お昼頃日生に着き、「もう牡蠣のシーズンも終わっただろうしなぁ」と思っていると、地元の方から「まだまだ食べれるんで!」との事でおすすめのお店へ。のれんをくぐったのはがんぞう茶屋やまぐちさん。車を駐めたすぐ横のお店でした。庶民的な店内に思わずほっと落ち着く本山さん。カキオコは800円と安価!写真はあまりの美味しさに撮り忘れました;汗

 

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食事の後は日生の町を散策。港ではまだ牡蠣の水揚げも行われていました。とれたての牡蠣をもらいに行く地元方の姿もチラホラ。なんだか温かさを感じる光景です。

 

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カメラ片手に歩いていれば、「どこから来たの?」と声をかけてくださるやさしい方も。「あの山の上からは、橋と向こうの島々が一望出来るで!」と色々とおすすめスポットを教えてくださいます。ほんとに人があったかい町。

 

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日生の街並み自体は、人と車の流れの躍動感と、時が止まった様な古い建物が入り交るノスタルジックな雰囲気。古くからある地元の営みが、活気良く続いている姿が素晴らしいと感じました。

 

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車を駐めた市営駐車場も自己申告制の無人。専用封筒に時間と料金を書いて、投函するというのは新鮮でした(笑)

 

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日生に最初に着き、お店と町の事を話してくださった奥さん。良い撮影小旅が出来ました。ありがとうございました!

 

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日生の町を共にあるいた本山さんは、10年以上日本(にっぽん)をテーマに写真を撮ってきました。これからの10年もまた、人と営みのある日本の風景を記録していきたいとの事。今後のご活躍が楽しみです!

 

本山周平
熊本県生まれ
2011年さがみはら写真新人奨励賞受賞
GRAF PUBLISHERS代表
写真集
『NIPPON2003-2013』・『日本 2001-2010』・『写真の手帖全集』
『SM TABLOID BOX』・『In between5 ルクセンブルク オランダ』・『世界Ⅰ』

本山周平写真展
『NIPPON2003-2013』
2016年4月1日(金)~4月30日(土)
ギャラリー722
岡山市東区吉井208(ホワイトガーデン内)
TEL: 086-238-4533
Blog: http://ameblo.jp/whitegarden722/

同タイトルで東京・新宿の蒼穹舎でも展示を同時開催
http://www.sokyusha.com/gallery/20160411_motoyama.html

 

<書き手>
小林正秀
岡山県生まれ
美學校岡山校・銀塩写真講座修了
2016年岡山県新進美術家育成「I氏賞」奨励賞受賞
季譜の里・広報・写真担当