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「現代アート in 津山の城」を見てきました!(津山文化センター編)
2016.11.20  スタッフブログ

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「現代アート in 津山の城」!昨日に引き続き文化センターの展示をご紹介いたします!
展示会場に足を踏み入れると、まず待ち受けているのは太田三郎さんの作品。
ぐるっとまわる廊下に面したガラスに貼られているのは、154枚の写真!
画像では分かりにくいですが、写真にはそれぞれ俳句が記されています。
これは津山出身の詩人西東三鬼のもの。
彼の俳句に合わせて、太田三郎さんが日々撮影された写真を添えられています。

 

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通路から建物内部に入ると、次に展示してあるのは下道基行さんの作品「漂泊之碑」。
映像と漂着ガラス、それを置くテーブルによる空間演出が行われています。
これは沖縄の島々を旅しながら制作を進められているプロジェクト作品。
尚、下道さんは岡山市で開催中の岡山芸術交流でも作品を展示中です。

 

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そして、一番奥に展示されいるのは津山市在住のアーティスト・井手豊さんの作品。
津山近隣の自然の中に潜む美しい光景達と、
2011年に閉鎖された鶴山動物園の2つの動画作品となります。
最新鋭のデジタル機材で撮影された自然、そこに生きる虫たちの鮮明な画像と
8mmカメラでスナップされた動物園のノスタルジックな絵は対照的で、
その光景はずっと眺めていたくなります。

 

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いよいよ23日(水)までとなった「現代アート in 津山の城」。
展示会場には、この度紹介した以外にも作品が並んでいます。
是非、この機会に足をお運びください。
(最後の画像は入江早耶さんの牛ソープです。)

 

第14回おかやま県民文化祭地域フェスティバル
「文化がまちに出る!プロジェクト in 津山」
現代アート in 津山の城
期間:11月12日(土)〜23日(水・祝)
会場:「津山城跡(鶴山公園)」
午前8時40分〜午後9時(最終入園8時30分)
入場料300円
「津山文化センター」
午前9時〜午後5時(木曜休館)
入場料無料
出品アーティスト:井手豊、入江早耶、太田三郎、北川太郎、
下道基行、高松明日香、松岡徹
詳細情報:http://tabiart16.e-tsuyama.com/